令和7年度「コミュニティ・スクール」推進事業 地域とともにある学校園づくり研修会

趣旨

丹波篠山市におけるコミュニティスクール推進事業について、現状と課題を知り、一層の理解を深めるとともに、学校園・家庭・地域が連携・協働し、地域全体で子どもたちの育ちを支援する「地域とともにある学校園づくり」のさらなる推進をめざす。

内容

〇日時・場所
 令和7年12月3日(水) 15:00~16:40
 丹波篠山市立丹波篠山市民センター 催事場
〇内容等
 1.説明「本年度の学校運営協議会の推進状況と今後の方向性について」
    丹波篠山市教育委員会学校教育次長兼教育研究所所長
 2.説明「丹波篠山市における地域学校協働活動のこれからについて」
    丹波篠山市教育委員会社会教育・文化財課長
 3.情報交換「子どもの学びを支えるより良い地域連携に向けて」
           ~各学校園の取組の交流~
〇参加者 各学校運営協議会委員(教職員含む) 約40人

参加者の感想(一部抜粋)

・地域学校協働活動の趣旨及び内容について理解できたし、必要なことだと思う。以前勤めた学校でも非常に有効な取組で、学校としてはとても助かった。しかし、そうした先進的な地域の取組をそのまま本市に取り入れる事は、種々の事情を鑑みるとき、難しく形骸化してしまうように思う。本市にあった導入を考えてもらいたい。
・令和8~10年度の推進員制度は、学校運営協議会委員の中からの人選を想定されているが、委員は兼務職(4~5位)の中で厳しいものがある。適職の方(行政を含む)の外部から導入も検討してほしい。

まとめ

・平成29年度より市内全学校において学校運営協議会制度を実施し、本年度は第3期3年目として幼稚園、認定こども園に導入してきた。既に各学校運営協議会は軌道に乗り、年間事業も計画的に進みつつある。

・今回、令和8年度からの第4期3年間で、学校運営協議会と地域学校協働活動の一体的推進を図ること、そのための地域学校協働活動推進員を配置していくことについて説明した。

・後半の情報交換では、各学校運営協議会の取組状況一覧をもとに、推進員が配置された場合、依頼できる取組等について協議いただいた。誰が推進員をするのか、兼務が多い現委員には負担が大きくならないか、業務内容は?、協働本部の存在は?等、質問や意見が出された。今後、協議し方向性を示していきたい。