令和6年度 幼児教育と小学校教育の連携・接続研修会(2025.1.14)を実施しました

趣旨

平成29年に幼児教育の3要領・指針の全面改訂と同時に、小学校学習指導要領では、小学校において
「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」を踏まえた指導を工夫することや、指導計画の作成(スタートカリキュラムの編成、実施)を行うこととされている。さらに、令和5年度に「架け橋期プログラム」が示され、幼児教育と小学校教育の円滑な接続がより一層注目されることとなった。
小学校入学前後の架け橋期(5歳児から小学校1年生の2年間)は、子どもが幼児教育施設における「遊びを通した学びや成長」を基礎として、小学校において主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことを可能にするための重要な時期である。
これらのことを踏まえ、丹波篠山市内の各幼稚園、認定こども園や小学校において、互いの教育の特性を理解し、幼児期の教育と小学校教育の接続に向けた取組を推進することを目的とする。

概要

○日時  令和7年1月14日(火)15時00分~16時40分
〇場所  丹波篠山市役所第2庁舎3階 2-301.302会議室
○内容・講師
 (1)事務局説明『国の動き、幼児期及び幼小接続期の教育に関する参考資料の紹介等』事務局担当より
 (2)実践発表『架け橋期プログラム研究事業の取組について』丹波篠山市立八上幼稚園、八上小学校
 (3)講話『 一人一人の学びと育ちをつなぐ 』
  講師:三田市立三輪小学校 松下 賢作 教諭

参加者の感想(抜粋)

  • なにはともあれまずはやってみようと思いました。交流していることを子どもの育ちと学びをつなぐ連携計画に書き込んでみようと思います。自分で一歩進んだという自信になると思います。また講話等聞きながら、“共有する”ことが大事だと感じました。
  • 小学校の先生に幼稚園教育を聞かれた時に自信を持って答えられないといけないし、今一度自分たちの教育について振り返り学び直しておかなくてはならないと思いました。
  • 連携と接続の違いについてより明確に理解することができた。3学期の相互参観では、その視点を持って実施して行きたい。

まとめ

市教委主催の研修会として、幼小の先生の合同研修会を初めて実施することができた。このことが子ども一人一人の育ちと学びをつなぐ取組の第一歩となり、相互に学び合える体制づくりを推進していきたい。