令和7年度初任者研修 丹波篠山市教育委員会 第3回校外研修

趣旨

本年度新規採用された教員が、生徒指導、国際理解教育、人権教育に係る講義・演習を通して、丹波篠山市の教育について理解を深め、実践的指導力と資質の向上を図る機会とする。

内容

〇日時・場所
 令和7年12月5日(金) 9:50~16:00
 丹波篠山市役所第2庁舎 2-301.302会議室 
〇内容・講師等
 1.講義・演習「生徒指導の現状」
    丹波篠山市教育委員会学校教育課副課長兼指導主事
 2.講義・演習「不登校児童生徒への支援」
    スクールソーシャルワーカー 松本 千代理
 3.講義・演習「小学校外国語科・外国語活動を通した授業づくりについて」
    丹波篠山市教育委員会学校教育課長
 4.講義・演習「人権教育は学校の教育活動全体で」
    味間児童クラブ施設長 人権擁護委員 塚本 一男

参加者の感想(一部抜粋)

・普段からの挨拶や声かけ、授業づくりといった発達支持的生徒指導を意識して、未然防止に努めていきたいと思いました。
・不登校児童は「困った子」ではなく、「困っている子」だということが印象に残りました。児童が何に困っているのかを知ろうとすることが、児童の学びの場や、安全安心の場をつくることに繫がるのだと思いました。
・外国語の講義の中で、子どもたちが楽しみながら授業をしていくことの大切さを感じました。具体的な授業内容を、自分が体験しながら知ることができたため、すぐに授業で取り入れることができると思いました。
・差別の問題がこんなにも身近に、根強く残っていることに衝撃を受けました。この事実を受け止めて、考えられるような授業づくりが必要であると感じました。子どもたちが自ら考え判断し、行動できるようにしていくことが教員の使命であると感じました。

まとめ

今回は、生徒指導、不登校児童生徒への支援、外国語科・外国語活動を通した授業づくり、人権教育に関する研修であった。午前から夕刻まで長時間にわたる研修だったが、受講者の感想のとおり、それぞれの研修で学ぶことが多く有意義な研修会になった。