令和6年度第1回研究推進担当者連絡会を開催しました(2024.5.10)

趣旨

 本連絡会においては、各学校における校内研究推進についての情報交流や対話的に学び合う教職員集団づくりに関する講義を通して、研究推進を担当する教員が校内研究の意義やその活性化に向けた手立てについて学ぶ機会とする。

概要

○日時 令和6年5月11日(金) 15時00分~16時40分

○内容 講義 「ワークショップ型研修と授業研究について」
     講師 甲南女子大学 教授 村川 雅弘 氏
    グループ協議
     ・構内研修を活性化させるために工夫していること
     ・講義を受けて実践してみようと思うこと 

参加者の感想

  • 校内研修と言われると、どういうことを進めていけばよいのかが分からず手探りな状態になるが、今回の村川先生のお話してくださった技法を覚えておけば、様々な場面で充実した研修にいかせそうな気持ちになりました。「また受けたいな。」と思える研修ができるよう、精進していきたいです。
  • 授業研究会を通して先生方にどのように学んでいただくのか、事後研修会の持ち方など悩んでいたので、その答えをいただくことができるお話を村川先生から聞かせていただき、大変有意義な時間となりました。
  • 講演では、ワークショップ型の研修方法を学び、教師や生徒が主体となって研究に励む様子がうかがえて画期的だと感じた。質の高い授業づくりのためには日々の業務を効率的にこなし、研究するための時間をいかに捻出するかが大切だと思った。

総括

毎年、研究推進担当が変わっていく学校が多い。そのため、研究推進・授業研究会を実施する具体的方法を知り、研修を効果的に進めるための手立てを知る機会となった。ワークショップ型研修・授業研究は、全教職員が活動できる研修会であり、研修効果が高まるため、教師力の向上にもつながっていく。
各校の教育目標や研究のねらい等について情報交流する機会を設けたことは、他校の研究について知り、自校の研究計画を問い直す良い機会になったと考えられる。
今後も、研修会等を通じて教職員に問いかけ、認識を深められるよう努める。