趣旨
日々の保育の中で、身近な自然物に出会い、触れたり関わりを深めたりすることができるような環境の構成の工夫をすることで、身近な環境に自ら関わり、夢中になって遊ぶ幼児が育っていく。 そこで、保育者自身が身近な自然に興味関心をもつとともに、遊びを通してどのような環境の構成や援助をするとよいか正しい知識を身につけ、日々の保育の中で実践できる指導力を身に付けることを目的とする。
概要
〇日時・場所
令和7年5月9日(金)15:00~16:40
丹波篠山市立篠山幼稚園および周辺
〇内容・講師等
講義「身近な草花とふれ合おう ~エコロコ実践研修 植物観察の仕方と植物あそび~」
兵庫県立人と自然の博物館 研究員 小舘 誓治 氏
まとめ
研修が始まると同時に雨が降ってしまい、戸外でのフィールドワークが短時間となった。篠山幼稚園旧園庭を中心に短時間ではあったが散策を行い、本当に身近に植物が豊富にあることを再認識できた。室内での実習は、講師先生が持参されたハナミズキの葉を使った手品遊び、シャリンバイの葉の裏に字を書く遊びなど、身近な植物を使った草花遊びを体験できた。今後も理論的な研修と実践的な研修と、バランスよく計画していき、保育の楽しさを実感してもらえるようにしたい。