令和6年度第2回研究推進担当者連絡会(2025.02.18)を実施しました

趣旨

本連絡会においては、学力向上プロジェクトチームによる報告や各学校における校内研究推進についての情報交流を通して、研究推進を担当する教員が教職員の力量形成に資する校内研究の方向性とその活性化に向けた手立てについて学ぶ機会とする。

概要

○日時
令和7年2月18日(火) 15時30分~16時40分
○内容
1 学力向上プロジェクトチーム視察研修報告
  「奈良の学習法」の考え方について―奈良女子大学附属小学校の学習視察から―
  報告者 味間小学校 吉良亜沙子教諭  篠山中学校 細見周平教諭
2 グループ協議
テーマ「各校の校内研究推進について(実践方法、成果や課題)」
・教職員の学び合いを活性化するための手立て
・教職員が学び合う関係性を構築するための手立て
・教職員の学び合いを促進する環境づくりの工夫 等

参加者の感想(抜粋)

  • 今年度プロジェクトチームの一員として視察研修に行かせていただき、大変学びの多い年になりました。公立学校で生かせるところと生かしにくいところはありますが、子どもたちの学力向上に向け校内の研修等に生かしていきたいと思います。
  • 研究推進担当として、どのように研究を進めていくか、かなり悩みながらの1年間だった。今回、各校の悩みや研究の進め方を聞くことで、同じような悩みやそれの対応について知ることができ、大変勉強になった。
  • テーマが「教職員の学び合い」だったので、それぞれの学校での取り組みの中で、どのようにみんなが意欲的に研究に向かえるようにするかという話を聞くことができて良かったです。

まとめ

奈良女子大学附属小学校は、「主体的・対話的で深い学び、資質・能力を育む」ことを目標に、長年にわたって教育実践を積み重ねられている。「言葉を使う機会」を意識的に増やし、「教える」教育から「自分たちで学ぶ」教育の推進をされている。参考となることが多く、それぞれの学校教育に活かしてほしいと考える。
グループ協議では、今年度の反省を活かし、次年度の研究推進を効果的に進められるように焦点を絞って協議をした。どのように校内研修を進めていくのがよいのか悩んでいる担当者も多く、新たな気づきを得る有意義な時間になったと考える。次年度の方向性の検討に活かしてほしい。