外国語活動・外国語実践研修Ⅲ(2024.10.30)を実施しました

趣旨

 「音と文字」の「The 3rd Stage(小6相当)」の授業参観及び講義・演習を通して、指導者としての資質向上を図り、各校の外国語活動・外国語の授業の充実をめざして、研修を実施した。

概要

○日時 令和6年10月30日(水) 13:40~16:30
○場所 丹波篠山市立今田小学校 6年生教室および多目的ホール
○内容・講師等
 模範授業「音と文字“The 3rd Stage”の指導」
 講義・演習「音と文字“The 3rd Stage”授業づくりのヒント」
 授業者および講師:山下 桂世子 先生

参加者の感想(抜粋)

  • 今まで丸暗記していたこと理論を加えて説明していただいたことで、頭の中が整理されたように感じました。初めて学習する子どもたちは大人よりも頭の中が混乱するということなので、このような説明を取り入れながら授業を行いたいです。
  • 山下先生の授業を実際に見せて頂くだけでなく、その後の2時間とは思えないほどの充実した講義・演習でした。今日学ばせて頂いたことを学校に持ち帰り、先生方に周知することで、子ども達に還元できたらと思います。 また、私自身が音と文字の3rd stageはどう指導して良いかわからないところでしたが、児童の気持ちで山下先生の講義を受けられたので、授業のイメージができたことが大きな学びとなりました。
  • 小中の接続について学ぼうと研修に参加しました。単語を読む練習から文を読む練習、そして長文につなげていくことで、生徒への負担が軽減されると感じました。山下先生がおっしゃったフォニックス42 音が日本語のあいうえお五十音になると再認識しました。あくまでも、生徒に読ませ、自発性、自主性を大切にすることに取り組んでいきたいです。小学校で教えた時もフォニックスの最後に到達することが時間的に厳しい時も多かったです。中学校でも再度振り返るような時間も取って行けたらと思っています。
  • ひっかけ単語や同音綴りについて、よくわかりました。先生がされると自然とスラスラ、リズムよくされるのですが、やってみるとそんな上手くはできず、慣れが必要だと感じました。また、実際に聞き取って書いてみることで、3段階に分けて聞かせる大切さもわかりました。子どもが自分の力で読めるように、ポイントを意識して、今後の指導に活かしていきたいと思います。

総括

 山下先生による模範授業を参観し、講義・演習を行うことで、実践的な研修となった。参加者の満足度も高く、良い研修になったと考えている。小学校で「音と文字」の学習が定着してきたことにより、英語教育の小中の円滑な接続・連携という課題が見えてきた。今後の研修内容にも活かせるよう検討していきたい。