「初任者研修 (市教委第1回校外研修)」を実施しました(2020.05.26)

教育委員会フロアにある大会議室において、新型コロナウイルス感染症予防対策を行った上で実施しました。令和2年度の対象初任者は5名です。

《研修の趣旨》本年度新しく採用された教員が、丹波篠山市の教育について、特別支援教育及び安全・安心な学校教育に関する講義、ふるさと教育に関する視察研修、教育長講話を通して学び、理解を深めることで、指導力と資質の向上を図る。

最初は「特別支援教育」についての講義です。前半は学校教育課の指導主事が、「特別支援教育に係る基本的な考え方」「国の動向」「丹波篠山市の特別支援教育の方針」について講義を行いました。後半は教育研究所の指導主事が、「ユニバーサルな学校づくり」について具体例を示しながら、人的環境・教室環境・授業のユニバーサルデザイン化についての講義と演習を行いました。

次は「安全・安心な学校教育」についての講義です。丹波篠山市立古市小学校の校長先生から、「安全・安心な学校」を作るために学校・保護者・地域が一丸となって取り組まれている「安全教育」「安全管理」「組織活動」についての講義をしていただきました。

午後は、篠山城大書院の視察研修に出かけました。大書院内をめぐりながら、学芸員さんから大書院にまつわる話や篠山藩に関する話などを伺いました。その後は天守台や石垣の刻印などを見学しました。

最後は「教育長講話」です。「アフターコロナを生きる力」と題して、若い先生方に、やる気の湧く力強いメッセージとエールを送っていただきました。

受講者の感想

「教育長講話では、非認知能力(見えない学力)のお話に感銘を受けました。子どもたちにつけさせたい3つのスキルと共に、まずは自分が学び、身に付けなくてはと感じました。」「視察研修では、学芸員さんのガイドがとても分かりやすくて、大書院についてより詳しく知ることができました。子どもたちに話そうと思いました。」等