第2回学力向上研修会・篠山小学校研究発表会を実施しました(2021.10.15)

概要

 第2回学力向上研修会を実施しました。本研修は、丹波篠山市立篠山小学校の研究発表会を兼ねて実施しました。小学校国語科における「みんながわかる・できる」ユニバーサルデザインの授業づくりについて学びました。

  • 期日 令和3年10月15日(金)
  • 会場 丹波篠山市立篠山小学校
  • 授業公開 1年生国語「いろいろなふね」、6年生国語「海のいのち」
  • 講演 「国語授業のユニバーサルデザイン」豊中市立緑地小学校 橋爪秀幸教諭
参加者の感想
  • 篠山小学校はすべての子どもがわかる・できる授業を目指し、すばらしい授業をされていると思いました。授業がよくわかるからどの子も生き生きと授業に参加している姿に感動しました。私も今日聞いたお話を参考にそのような授業ができるよう更なる取り組みをしていきたいです。
  • 子どもたちの興味や関心を高める教材や目当ての提示の大切さを学ばせていただきました。 1年生で映されていた、乗り物の映像はとてもわかりやすかったので、いいなと思いました。6年生の授業は子どもたちが発言しやすい学級づくりを上手にされておられることや、教材文に対して深く読み取ろうとする子どもたちの姿勢がよかったです。これまでの学年でも読み方の積み上げがあることがわかりました。
  • 言葉だけ、よく耳にするようになった「ユニバーサルデザイン」について、よく分かっていないところがあったので、今回の講演で少し理解ができた。国語に特化したUD化をしっかり勉強して指導できるようになると、子どもも自分も楽しく学習時間を過ごせるだろうと想像できた。自分の意見を多くの子どもたちが持つ、それぞれの意見で討論する、他者の意見を聞いて考えや学習を深めるなどの子どもが活発に活動する授業でめあて達成へ向かうだろうと感じた。実践については、まだまだ研修が必要だが有意義な研修会になった。
  • 授業のユニバーサルデザインの定義を改めて考えることができました。授業の質を下げるのではなく、全員が考えやすくなる・活動しやすくなるための方法を、これからも考えて授業を作っていきたいと思いました。また、自分の授業でも、言いたいことが多すぎて、指導内容が焦点化されていないことがあると感じました。地理や歴史でも、事象の羅列に終わらず、その中で1時間のポイントを明確に思考を深められる授業を作っていきたいです。