令和4年度「初任者研修第3回校外研修」を実施しました(2022.10.6)

趣旨

本年度新規採用された教員が、生徒指導、人権教育に係る講義・演習を通して丹波篠山市の教育について理解を深め、実践的指導力と資質の向上を図る機会とする。

概要

  • 日時:2022年10月6日(木) 10時~16時30分
  • 場所:丹波篠山市民センター催事場1・2
  • 内容・講師等
    1. 講義・演習 「生徒指導の実際」  学校教育課副課長兼指導主事
    2. 講義・演習 「不登校児童生徒への支援」 スクールソーシャルワーカー
    3. 講義・演習 「人権の扉を開きましょう さまざまな人権課題」 兵庫県人権啓発協会研修講師
    4. 講義・演習 「部落問題を正しく認識するために」 三木市人権・同和教育協議会副会長

参加者の感想(抜粋)

  • 「生徒指導の実際」:生徒指導の在り方が理解できた。子どもを中心に据えた学級経営を心がけたいと思った。子どもを多面的・多角的に捉えて背景にも目を向けることが大切だと学んだ。
  • 「不登校児童生徒への支援」:アセスメントの重要性を改めて感じた。大人の都合や目線で決めつけてしまうことの恐ろしさと無意識のうちに誤った児童生徒理解をしてしまうかもしれない危うさを感じた。本人がどうしたいのかという点を頭に置いて支援していきたい。
  • 「人権の扉を開きましょう」:広く人権課題について学ぶことができた。人を大切にすることは自分を大切にすることであるという言葉が心に残った。
  • 「部落問題を正しく認識するために」:部落差別の課題についてわかりやすく学ぶことができた。教師一人一人の人権感覚を高めていくことの大切さを改めて感じた。今一度自分事として考えたいと思った。部落差別につながる問い合わせへの対応方法も勉強になった。

総括

午前から夕刻まで長時間にわたる研修だったが、受講者の感想にもあるように、それぞれの研修で学ぶことが多く、有意義な研修会になった。