令和5年度初任者研修設置者別研修第3回校外研修を実施しました(2023.10.05)

趣旨

 本年度新規採用された教員が、生徒指導、人権教育に係る講義・演習を通して、丹波篠山市の教育について理解を深め、実践的指導力と資質の向上を図る機会とする。

概要

○日時  令和5年10月5日(木) 10時~16時30分
〇場所  丹波篠山市役所第2庁舎 2-301,302会議室
○内容・講師等
 1 講義・演習 「生徒指導の現状」 学校教育課副課長兼指導主事
 2 講義・演習 「不登校児童生徒への支援」 スクールソーシャルワーカー
 3 講義・演習 「こどもの人権・同和問題の現状」 丹波篠山市人権推進課人権教育指導員 中森 実 氏
 4 講義・演習 「人権教育は学校の教育活動全体で」 味間児童クラブ施設長、人権擁護委員 塚本一男 氏

参加者の感想

  • 学びたいと思う授業を子どもの目線で考えていきたい。子どもの声を聴き、子どもの様子を感じとれる教師になりたい。
  • 不登校児童生徒が丹波篠山市でも増加傾向にあることを知った。学級づくりや授業方法を見直し、安心できる場づくりをしながら、様々な問題の未然防止に努めたい。
  • 「これからの時代に求められる教師像は、一人で何でもできる教師ではなく、協力・連携して対応できる教師」と言う言葉が心に残った。
  • 人権教育に係る講義では、子どもと大人は同じ立場であることと、子どもたちから学ぶことがたくさんあるということを学んだ。
  • 自分も相手も大切にすることで公平で分け隔てのない社会がつくれると思う。「ねらい」の前に「ねがい」を持つことで、めざす子ども像を具体的にイメージすることができると思った。
  • 様々な人権問題では、いろいろな人の立場に立って考えなければならないと思った。

まとめ

今回は生徒指導と人権教育に関する研修であった。午前から夕刻まで長時間にわたる研修だったが、受講者の感想にもあるように、それぞれの研修で学ぶことが多く有意義な研修会になった。