趣旨
本研修会では、丹南中学校の授業実践・研究発表や講演を通じて、各校における授業改善に資する。
概要
○日時
令和7年1月24日(金) 13時35分~16時30分
○場所
丹波篠山市立丹南中学校
〇内容
実践発表:丹南中学校 教頭 木村 研
公開授業
2年 社会(地理)「 日本の諸地域」 授業者:長澤紀道
2年 社会(歴史)「 日本の近代化に向けて」 授業者:田中義晃
3年 理科 「ChatGPTを活用した宇宙探索」 授業者:中村領介
全体会
・授業の振り返り及び指導助言
・講演 「1人1台端末を活用した情報活用型の授業デザイン」
講師:兵庫教育大学大学院 教授 森山 潤 氏
参加者の感想(抜粋)
- どの学年も授業のねらいに迫るための一つの手段としてタブレットを有効に活用されていて、何より生徒がいきいきと学びに向かっている様子が素晴らしいと思いました。森山教授の講義からは3つの学習観を意識した授業を展開していくことの大切さを学びました。校内で共有して取り組んでいきたいと思います。
- フィグジャムを使った授業のイメージが持てた。子どもたちが主体的に学びに向かっていたのが気持ちよかった。中学生になって、このような授業に耐えられるようなスキルが身に着くようにしないといけないとわかった。森山先生の講演では、これまでよくわからないまま使ってきたICTを使った授業が、どう考えたらいいのか形が見えた気がする。意識するポイントが分かったので、ねらいを持って、そのねらいを実現させるためには何を、どのタイミングで使うのかをはっきりさせていきたい。
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まとめ
丹南中学校では、「一人一台端末を中心とした情報視聴覚教育の充実による学力向上を目指して~情報機器を用いた授業をスタンダード化し、より分かる授業づくりを考える~」をテーマとして研究を進めてきた。これからの教育には1人1台端末を活用した授業展開は必須である。タブレットを活用した実践発表は今後の普及に向けても学びの多い研修の機会となった。
講演では、兵庫教育大学大学院 森山潤教授にご講義をいただいた。教育改革の方向性を示していただき、教科指導におけるICTを活用した主体的・対話的で深い学びの実践方法も教えていただいた。子どもの資質・能力の実現にGIGA端末を活用していくことが大切であり、活用能力の向上に努めていきたい。