遠隔教育システム利活用研修会(自由研修)を実施しました(2021.08.20 2021.08.23)

1 趣旨 教員にとって、これからの基礎的なICT活用の一つとなる遠隔教育システムについて理解することを目指す。

2 実施日 第1回 令和3年8月20日(金)、第2回 令和3年8月23日(月)  

3 対象者 市内小中特別支援学校教職員のうち希望する者

4 内容 遠隔教育システムの基本的な使用方法についての実践演習

5 研修のまとめと受講者の振り返り

○基本的な使用法については「むずかしい」と感じた受講者はいないので、基本的な操作方法や活用の仕方などについては理解できている。また、遠隔教育システムを同僚に教えることができるかの問いには、およそ85%の受講生が「教えることができる」としており、研修内容をよく理解している。また、遠隔教育システムを活用した授業のイメージも十分に持てたようである。「安全のつどい」「児童会選挙」「5.6年合同の研究授業」「全校行事や講話」など、遠隔教育システムを活用した経験のある受講生もおり、遠隔教育システムのさらなる活用に期待したい。

○受講者の感想より、今後、実践してみたい授業(一部抜粋)

・コロナ禍において、保健室から発信できる身体的及び心理的側面の支援など。・西紀中校区の小学校3校の交流で、市バスなどを手配して計画しなくても、簡単な打ち合わせや相談などは遠隔システムをうまく取り入れて実施できるなと思いました。・作成したプレゼン資料なども画面上で共有ができるということを知ったので、発表形式の授業も行えそうです。・子ども達がまとめた資料を、共有画面でみながら、プレゼンテーション等をする。・グループ学習の話し合いや、他校との交流学習、講師の先生招聘しての学習など。・社会の学習などでは、地域の観光のガイドの方などに参加していただき、その土地の特徴や産業について質問するなどができたらいいなと思いました。・ゲストティーチャーを招いた授業がしてみたいです。・給食センターへの校外学習を延期したので、ゲストティーチャーとして栄養教諭さんに登場していただいたり、他校の1年生との交流もしてみたいと思いました。・外部講師や他団体と連携授業。・インタビューなどを画面越しでできるとよい。