○趣旨
各学校の情報化リーダーの意識向上と教育の情報化の推進に係る研修を通して、学校の情報化推進の組織化と運営に役立てるとともに、校内のICT利活用をより一層推進することを目的とする。
○日時 2022年4月13日(水)~4月19日(火) 動画配信による研修
○内容・講師等
- 一人一台端末使用における基本方針
- 一人一台端末運用ルール
- 一人一台PC端末Chromebook使用について(保護者宛案内、リーフレット)
- 情報活用能力体系表(丹波篠山市)
- プログラミング教育カリキュラム
- その他
- 遠隔教育システム(Zoomの利用について)
- タブレット・ドリルIDについて
- 授業目的公衆送信補償金制度について
○参加者の感想(抜粋)
- まず、授業やそれぞれの活動の中に、ICTを取り入れやすい環境作りをおこなっていきたいです。そのためにICT機器の管理・使用に関する規則や方法をわかりやすい形でまとめたいと考えます。また、自分自身が可能な限りICTを活用した活動を取り入れていき、見本として広めていきたいと考えます。
- 丹波篠山市として、情報活用能力の体系表を作っていただいているので、それをもとに本校でも実践に取り組んでいきたいです。また、情報化のリーダーとして年に数回は校内研修を設定し、校内のICT活用スキルの向上に努めたいです。
- プログラミングの推進を行なっていきたい。系統的なICTの使用を進めていく。
- プログラミング教育カリキュラム表を見せていただき、必ず実施するものについては漏れのないようにですが、それ以外のものでも取り組んでいただけるように声掛けをしていきたいと思いました。そして、一人一台端末を積極的に活用し、子どもたちにとって深い学びになるように繋げていきたいと思います。
- 教育委員会による著作権の保障などもそうなのですが、法的な理解というのが全職員には行き届いていないことに最近気づきました。オンライン配信でなくても、学級通信や学年通信にネット上の画像を貼る等の行為です。ルールを教える側ですので、このあたりの以前は流されていたであろう事柄を正しく理解する必要があると考えています。これからたくさんの生徒指導上のトラブルも発生すると予想します。法的な根拠のある指導をできるように学びたいと思っています。
- 今年度、出席管理や、行事予定などがGoogleのスプレッドシートなどで、管理をするようになりました。出席管理や行事予定などのほかに効率化できる取り組みがあれば模索していきたいです。
○総括
「情報活用能力体系表」「プログラミング教育カリキュラム」を各校に周知できた。
参加者は、主に「ICT環境の整備」「一人一台端末使用の約束の整備」「情報活用能力体系表の整備」「プログラミング教育の年間計画」「業務改善への工夫」「校内研修の実施」「情報モラル、著作権の理解」「授業づくりの工夫」について述べており、教育の情報化について前向きに取り組んでいることがわかった。
また、情報活用能力体系表の整備やプログラミング教育の計画的実施、校内研修の実施など、情報化リーダーとして、学校の中心となって計画的に推進しようとしていることがわかった。