趣旨
保育園・認定こども園において、発達障害児等の早期発見、早期支援を図ることを目的として実施する発達障害児等巡回相談事業を、より充実した事業とするため本評価会を行う。また、保育士が事業を振り返り、支援を必要とする園児への理解のあり方やその対応方法等について研修を深めるとともに、丹波篠山市における保育の質の向上に資する。
概要
○日時・場所
令和7年1月21日(火) 14:20~16:30
丹波篠山市役所第2庁舎2-301.302会議室
○内容・講師等
「今年度の取組における成果と課題」について各園から発表
助言者:健康課 西山保健師 大上保健師
参加者の感想等
- 保健師さんから検診前に相談を聞くこともできるというお話を聞き、巡回だけでなく必要に応じて連絡をとりながら進めたいと改めて思いました。就学までの見通しという話では、3歳までしか担当していないこともあり、今回お話を聞いてとても勉強になりました。保育園だとしても、切り離して考えられるものではないので、意識をして保護者との連携を取っていったり、次年度に引き継いだりしなければと感じました。
- 各園、いろいろな支援を必要とする園児があり、それぞれ園でどのように取り組まれているのかがわかった。また、いろいろな支援方法を知ることができ、今後支援を要する園児に対しての関わり方のヒントにしたいと思った。
- 各園の話を聞く中で、私には思いつかない支援方法を学べ、勉強になりました。支援員の先生方のお話を聞き、自分はできていたのかなと考える機会になりました。担任も補助も支援員の先生もが楽しくのびのびと働けるよう、園内で共有したいと思いました。
まとめ
事前資料として各園が取組をまとめ、資料をもとに発表を行った。健康課保健師より、健康課との連携やフィードバックの大切さ、早めに見通しをもって対応することの大切さなどを助言いただいた。うまく連携がすすむと、心理士による相談や療育につなげることができると伺った。
また、過日実施した支援員・補助職員対象の研修会内で行ったグループ協議で集約した意見を、参加者につなぐことができた。担任や支援員、加配保育士、補助の職員等、様々な立場の職員がいるが、役割分担をしながら、認識を共有して保育にあたることが大切であることを、参加者と共通認識できた。