令和6年度第1回学校運営フォローアップ講師及び特別支援教育支援員研修会を実施しました。(2024.04.04)

趣旨

 学校運営フォローアップ講師及び特別支援教育支援員としての任務や役割について理解を深めるとともに、基礎的な資質能力の向上を図り、特別な支援を必要とする幼児児童生徒に対する適切な合理的配慮の提供に資する。

概要

日時: 令和6年4月4日(木) 13時30分~14時55分

場所: 丹波篠山市民センター(多目的ホール)

内容・講師等
・説明① 会計年度任用職員としての服務について(教育研究所)
・説明② 学校運営フォローアップ講師及び支援員の職務について(学校教育課) 
・講 義 特別な支援を必要とする幼児・児童・生徒への対応について
(味間小学校 学校生活支援教員 細見美和 教諭)

参加者の感想(抜粋)

  • 講義で学んだことを実践してみたいと思いますが、実際の反応はその時にならないと分からないので、そのあたりが難しいとは思います。目標とする反応がなければ、自分の対応を振り返り、担任の先生と相談したいと考えています。
  • フォローアップ講師や支援員の意見をアンケート調査で聞き取り、話に織り込んでいただき、より身近で分かりやすい内容でした。私の職場は何人か支援員さんがおられるので、悩みなどを相談しやすい環境で助かっています。横のつながりは、仕事を続けていくうえでもとても大切だと思いました。
  • 一人一人に適した支援や関わり方があるなかで、困り感を把握していきたい。そして、効果的な支援の仕方「CCQ」を合言葉に、将来を見据えた支援をしていければと思いました。
  • 講義はとても具体的で分かりやすい内容でした。困っている子どもたちの思いに気づき、肯定的な姿勢で、意図的な無視もしながら、あたたかい対応ができるように努力していきます。
  • 研修の機会が少ないので、再確認する機会になりました。担任の先生からフォローアップ講師の本務ではないと思われる内容の依頼をされて困ったことがあります。一般の教職員の方にも、フォローアップ講師や支援員の職務内容を分かっていただける機会を作ってほしいです。

まとめ

 市内の小・中・特別支援学校及び幼稚園・認定こども園から72名の参加があった。
 研修の内容は、支援員の服務及び職務に関する必要な事柄についての説明、そして、支援を要する幼児、児童、生徒への支援の具体的な方法についての講義であった。
 参加者のほぼ全員が全ての項目において「大変満足した・満足した」と回答したことから、初めて勤務に就かれた方にとってはもちろん、何年も携わっているベテランにとっても意義のある研修になったと考える。