令和6年度第2回帰国・外国人児童生徒支援連絡協議会(2025.02.06)を実施しました

趣旨

 本市は令和2年度より、NPO法人篠山国際理解センター(以下 篠山国際理解センター)にコーディネーター、日本語指導員、母語通訳・翻訳支援員の業務を委託し、帰国・外国人児童生徒の実態に応じた日本語指導と学校生活支援を充実させる取組を進めている。 本協議会においては、学校現場と篠山国際理解センター、市教育委員会事務局が連携して取組を進めるための情報交換を図るとともに、児童生徒・学校・地域の実態に応じたよりよい指導・支援を実現するための研修・協議を行う。

概要

○日時 令和6年2月6日(木) 15時00分~16時30分

○会場 丹波篠山市民センター 催事場1・2

○内容  

(1)DLAについて

(2)在籍する児童生徒の日本語能力の見取り及び支援内容の検討と意見交流

(3)各校における成果と課題及び新学期に向けた取組について情報共有

参加者の感想(抜粋)

  • 他校の実態を聞くことができ、また、児童の実態から一緒に支援方法を考えることができて、とてもべんきょうになりました。本校にも外国籍児童がいます。個別指導を通して少しずつ分かる日本語が増え、表情も明るくなってきました。今後も教職員全体で積極的に話しかけ、日本語を話せる機会を増やしていきたいと思いました。
  • グループ協議では、パキスタン出身の女の子の支援について意見交流し、様々な意見を聞くことができました。日本語指導と生活支援について、改めて考える機会になりました。
  • 年少であればあるほど、言葉の問題でつまずいているのか、発達の課題によりつまづいているのか、見極めが難しいと感じました。本人や家族の意向(日本に長期滞在するのか、短期滞在なのかなど)もふまえながら、先を見越した支援が必要だと改めて感じました。

まとめ

外国人児童生徒の担任や担当者、篠山国際理解センターの支援員が集まって情報共有をする機会は、この連絡協議会の年2回しかありません。参加者は、それぞれの学校で困っていることや支援の方法など、自然と話が弾んでいました。演習の中では、実際に在籍する児童生徒を対象にして、さまざまな立場や視点から手立てを考えることでき、実践的指導に向けた意見交流をすることができました。