1.概要
- 日時:2022年7月29日(金) 13時30分~16時40分
- 場所:丹波篠山市役所 第2庁舎 2-301,302会議室
- 内容:講義および演習
- テーマ:「探究的な学習の質を高める授業の工夫・改善について」
- 講師:武庫川女子大学 酒井 達哉 教授
2.参加者の感想(抜粋)
- 酒井達哉先生のお話は、1つの事象を深く広く多面的に考えておられて本当に楽しいお話でした。探究的な学習を充実させるポイントで、カリキュラム・マネジメントや地域貢献、自己評価、他者評価などさまざまなアプローチで子どもたちを高められることがよく分かりました。
- 特にワークショップが学びになりました。学級経営にも使える思考ツール、よいお土産です。研究授業にも生かせそうです。子どもたちが普段から使ったら便利だなと思えるくらいになるといいなと思います。
- 探究の重要性、知識の習得と探究が両立するものであることを理解することができた。また探究活動の計画の仕方についても学びとなった。一方で、中学校としては知識の習得との両立についての示唆も得たかった。
3.まとめ
講演では、「探究的な学び」が注目される社会的背景や、子どもたちの学びを充実させるポイントについて、総合的な学習の時間の具体的実践例を通して分かりやすくお話いただきました。演習では、参加者が実際に「思考ツール」を使い、丹波篠山市の学習素材について探究しました。児童生徒の学習活動を参加者が体験することで、探究的な学習活動の実践方法について具体的に考える時間となりました。参加者は大変前向きに、活発に議論し、充実した研修になりました。